15.自己免疫疾患、闘病記 2020年 (令和 2年5月24日)

 私の自己免疫疾患の難病「天疱瘡」体験を公開します。同様な病気に罹かった人の参考になれば幸いです。私の症状は「尋常性天疱瘡」の中でも重症の部類に入ると思います。説得力を高めるために写真を多用していますです。

記載項目一覧
令和2年(西暦2020年)
 □3月中旬、ステロイド服用累計が86,000mg突破 (令和2年5月24日)
 □4月下旬、「ガンマー・グロブリン」点滴治療で入院 (令和2年5月24日)

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3月中旬、ステロイド服用累計が86,000mg突破 (令和2年5月24日)

 平成12年(西暦2000年)8月からステロイド「プレドニン」を服用開始し、令和2年(西暦2020年)3月19日(木)、遂にステロイド服用累計が86,000mg突破しました。
  ステロイド服用累計 2020.5.24
−ステロイド服用累計 2020.5.24−
 

 平成12年(西暦2000年)夏から、自己免疫疾患「尋常性天疱瘡→落葉状天疱瘡」(特定疾患)を発病し、再燃を無数に繰返しステロイド累計が86,000mg(17,200錠)を越え副作用がぁ..難病で苦しんだ挙句副作用でボロボロになり身体障害者に。
 定期受診科目は、@皮膚科、A眼科、B(糖尿病)代謝内科、C循環器内科、D整形(脊椎)外科、E呼吸器内科、他に候補はF神経内科、G腎臓内科
 現在の合併症は、@筋萎縮症(ミオパチー):低い椅子から自力で立上がれないA糖尿病:一時1日8時間運動、B高脂血症、C動脈硬化症、D高血圧症:一時血圧が230、E狭心症、Fブルガダ症候群:突然死の心電図、G不整脈(心室性期外収縮)、H骨粗鬆症:4年連続腰を圧迫骨折、I頚椎損傷:首が潰れ45度前傾・神経損傷、首を少ししか動かせない、J脊椎側弯・後弯:脊椎が弓状&S字湾曲・身長が10年で9.6cm縮む・歩行困難、K頚椎症性神経根症:頚椎損傷の影響で左腕に激痛・劇痺れ・麻痺&他不快な症状、L白内障&後発白内障、M慢性腎臓病:機能低下で蛋白質摂取60g制限中、N両腎萎縮:両方の腎臓が約2cm萎縮、O皮膚癌(基底細胞癌):2013年7月除去手術、Pアスペルギルス症:肺に黴菌が棲息、死亡率が50%以上、Q細菌感染症:免疫力低下で「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」等細菌感染が相次ぐ、R左足親指爪と右手薬指のグロムス腫瘍:平成27年12月から左足親指爪下に腫瘍が出来る、S眩暈:時々、1日中目がグルグル回って気持ち悪く起きられず、これが最も辛い、他に、筋肉障害、神経障害。

 と、合併症のオンパレード。病気の総合商社。2年前、身体障害者手帳5級取得。ステロイド性廃人=生きる屍。自宅軟禁の終身刑。

 入院回数は50回、累計入院日数は720日ぐらいで20年間働けず。こんな状況なので、質素な4万8千円の耐乏生活(年金は3万8千円)も加わり、ずーっと絶望でしたが、今は音楽活動で充実しています。主旋律しか載っていない楽譜を二部合唱や三部合唱にして、伴奏も自作して、初音ミクに2パート、3パート歌ってもらってます。今年1年は音楽に専念なので、今後は作曲と喉歌(ホーミー)の収録。

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4月下旬、「ガンマー・グロブリン」点滴治療で入院 (令和2年5月24日)

 昨年は3、4、5、6、と4ヶ月連続入院し、「ガンマー・グロブリンIVig」点滴治療を受けて、自己抗体価は100辺りまで低下していたのですが、12月頃から悪化傾向となり、入院目安となる、500を超えました。今年も4ヶ月連続で入院する事になりそうです。

 今回は大型連休の直前、新型コロナウイルスが猛威を奮っている最中、4月28日(火)に「ガンマー・グロブリンIVig」点滴治療で入院しました。
 入院翌日の4月29日(水)から退院前日まで5日間、点滴治療を受け、そして、来月も5月26日(火)の入院を予約し、5月4日(月)退院しました。

 最近の自己抗体価dsg1の推移を示す。
  −平成31年、令和1年(西暦2019年)−
    9月10日、dsg1= 135.1 かなり改善
   10月 8日、dsg1= 130.1 少し改善
   11月12日、dsg1= 107.8 少し改善
   12月10日、dsg1= 181.3 一転、悪化
  −令和2年(西暦2020年)−
    1月14日、dsg1= 244.0 かなり悪化
    2月18日、dsg1= 401.7 かなり悪化
    3月10日、dsg1= 456.9 ゆるやかに悪化
    4月14日、dsg1= 550.1 かなり悪化
 <頭部症状>
 3月中旬で自己抗体価dsg1が450ぐらい有るが、額や頭は皮膚症状が少ない。

頭 R2. 3. 1
−頭 R2. 3. 1−
額 R2. 3. 1
−額 R2. 3. 1−
顔 R2. 3. 1
−顔 R2. 3. 1−
顔左から R2. 3. 1
−顔左からR2. 3. 1−
顔右から R2. 3. 1
−顔右から R2. 3. 1−
頭 R2. 3.19
−頭 R2. 3.19−
額 R2. 3.19
−額 R2. 3.19−
顔 R2. 3.19
−顔 R2. 3.19−
顔左から R2. 3.19
−顔左から R2. 3.19−
顔右から R2. 3.19
−顔右から R2. 3.19−
頭 R2. 3.26
−頭 R2. 3.26−
額 R2. 3.26
−額 R2. 3.26−
顔 R2. 3.26
−顔 R2. 3.26−
顔左から R2. 3.26
−顔左から R2. 3.26−
顔右から R2. 3.26
−顔右から R2. 3.26−

 <胴体症状>
 3月中旬で自己抗体価dsg1が450ぐらい有るが、胴体は皮膚症状が5個程度と少ない。シャワー湯が当たると痛む。

胸・お腹 R2. 3.19
−胸・お腹 R2. 3.19−
背中 R2. 3.19
−背中 R2. 3.19−
胸・お腹 R2. 3.26
−胸・お腹 R2. 3.26−
背中 R2. 3.26
−背中 R2. 3.26−

 ここで、4月入院時の出来事を4つ。

 ■病院からYouTubeデビュー
 YouTubeといえば、動画サイトだが、音声ファイルにタイトル画像を付けてYouTubeに6曲アップし、5月1日、YouTubeデビューした。チャンネル名は『なめ猫いのまた』

 ■病院食はミンチ食
 昨年10月から歯科治療中で、現在、両方の奥歯が無く、食べ物が消化できない。病院食は、従来の蛋白制限食「蛋白60g・エネルギー1800・塩分6g」から開始して、「E軟菜・エネルギー1600・塩分6g」を経由し、最終的に4月30日夕食から「E軟采・エネルギー1600・塩分6g・刻み」になった。ご飯は全粥、おかずは原型を留めないミンチ状態。

 【5月1日】 5月1日、朝食
5月1日、昼食
5月1日、夕食
 【5月2日】 5月2日、朝食
5月2日、昼食
5月2日、夕食


 ■下痢便が続く
 病院食は途中からお粥にミンチにしたが、これでも消化出来ず、毎日2〜5回下痢便が続く。内容はガス便+水便+軟便の混合便。途中から整腸剤「ミヤBM錠」を服用したが改善せず。

 ■血糖値が悪化
 病院食が4月30日夕食から「E軟采・エネルギー1600・塩分6g・刻み」になってから、夕食後の血糖値が急激悪化した。理由を推定すると、まず夕食はお粥量が400gと多い。そして、お粥とおかずをスプーンで食べるので、時間をかけずに一気に短時間で食べてしまう。
 <抜粋すると>
   4/28(火)  x、  x、200、  x、137、144 −合格−
   4/29(水) 93、  x、110、  x、107、204 −不合格−
   4/30(木) 89、  x、143、  x、 92、247 −不合格−
   5/ 1(金) 94、  x、102、  x、121、332 −不合格−
   5/ 2(土)103、  x、120、  x、118、238 −不合格−
   5/ 3(日) 98、  x、110、  x、132、283 −不合格−
   5/ 4(月) 99、  x、  x、  x、  x、  x −合格−

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